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「自分の仕事」を伝えるための缶

インタビュー協力:鈴木洸喜(すずきこうき)さん

側島製罐で働く鈴木洸喜さんのご自宅には、少し特別な「思い出の缶」があります。ふと蓋を開けると、そこには大切なアイテムと当時の記憶が詰まっていました。今回は鈴木さんに、ご自身の思い出の缶を見せていただきながら、日々の缶づくりを通して感じる変化や、これから缶に詰めていきたいものについてお話を伺いました。

Q1 これはどんな缶ですか?
元々は高島屋の地下で買った「メゾン・ド・ミエル」のクッキーが入っていたスクエア缶です。実は私の父も金属プレスの仕事をしているのですが、入社して間もない頃に「自分はこういうものを作っているんだよ」と見せるために買ったという背景があります。 今はその中に、野球をするときにモチベーションを上げるためにつけている、お気に入りのネックレスを入れています。アーロン・ジャッジ選手や柳田悠岐選手(背番号9)が使っているようなアメリカのブランドのもので、以前は元々のケースに入れて保管していました。

Q2 缶に入れるようになったきっかけはありますか?
ネックレスの錆びを防いで、密封したかったのがきっかけです。このネックレスは1つ8000円ほどするちゃんとした鉄製なのですが、使った後に拭くなど手入れをしていても、汗などで若干錆びてしまっていることに気づきました。そこで「缶の中に入れるしかない」と思い立ちました。実際に缶の中に入れてから1年ほど経ちますが、そこから劣化は進んでおらず、しっかりと守ってくれています。

Q3 普段缶をつくるようになって感じるようになったことはありますか
缶を作るのも配送するのも、想像以上に繊細で大変なんだなと感じるようになりました。思っていたよりも簡単に凹んだり傷がついたりするので、シーマーで巻いて作る工程なども含めて細心の注意が必要です。 一方で、万博のような大きな案件や、自分の知っているキャラクター・メーカーさんの仕事に関われると「すげえな」と純粋にやりがいを感じます。また、街のお店で缶を手に取って見ている人に出会うと、「デザインなどの細かいところをどこまで見ているのかな」と、世の中の缶の在り方を気にするようにもなりました。

Q4 これから缶の中にどんなものを入れてみたいですか?
『呪術廻戦』や『ジョジョの奇妙な冒険』といったアニメのランダムで当たるストラップやステッカーなどのグッズを入れてみたいです。あとは、バッティンググローブのようにかさばる野球の小物もいいですね。 改めて考えてみると、缶というのは傷がついたり錆びたりしないように中身を守ってくれるものなので、これからも自分にとっての「大事なもの」を入れていきたいと思っています。

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