みなさんこんにちは!側島製罐広報の木原です!
すっかり寒くなりましたね!私は側島製罐で迎える二度目の冬です。
そう…!気づけば側島製罐で働いて1年が経っておりました!(実は今年の7月で1年経っておりました…!)
木原の入社当時のブログ記事が懐かしく感じます。今見ると仰々しいので笑っちゃいました。
側島製罐のみんなと歩んできた1年は、ありがたいことに日々忙しく色んなことをさせていただきまして、大きく成長できた1年間でございました!
というわけで今回のそばじ間は私が最近させていただいたカタログリニューアルのお仕事についてお話させていただきます。
※はじめに
側島に広報デザイナーとして入社するまでは、ほとんど広報・デザインの経験はなく(半年間デザインの職業訓練校で学んだ経験のみ)前職も全く違うことをしておりました。デザイン関係の業界人でもございません!製造業でもなかったので缶のことも全く知りませんでした。
そんな色々ピカピカ一年生の木原が初めて会社のカタログを作ってみたというお話です!
※ぶつかり稽古な制作フローです!つっこみどころ満載ですがどうか温かい目でご覧いただけたらと思います…。
カタログフルリニューアルのきっかけ
側島製罐は日々たくさんの缶を製造しています。(なんと1日に約10,000缶!)
製造している缶たちは、まるかったりしかくだったり大きかったり小さかったり…。側島にあるたくさんの型を用いていろんな形の缶を製造しています。
中でも特徴的なのがCanday缶という製品です。最多全19色のラインナップを取り揃えている側島製罐の看板製品です!
今回このCanday缶シリーズに新しい形の缶が仲間入りしました。新製品の追加に伴い、カタログも刷新しよう!というわけで新しくカタログを制作することになったのです…!
もちろん私はカタログ制作の経験はなく、お恥ずかしながら「どうやって作ればいいの?何から始めればいいの?」という感じでした。自社にたった一人のデザイナー(しかもほぼ未経験)としてカタログの刷新はかなり大きなお仕事でした。
手探りで始まった制作
まず誰に、どんな目的で見ていただくのか、現在使用しているカタログよりもっとパワーアップさせていきたいところを考えていくために、営業さんにヒアリングしていきました。
出た案を簡単にまとめてみたものがこちら
・菓子店様・包装資材メーカー様に向けたカタログ
・使用しているイメージがもっと湧いてくるような世界観作り!
・ご注文フローが分かりやすい
・缶の高級感をもっと演出したい!(でもその中にあたたかみがあるようなものが良い)
営業さんとの打ち合わせを経て、お客様が分かりやすく缶の情報を取り入れられて、缶だからこそ表現できる高級感を演出できるようなカタログにしたいという方向性が見えてきました!
丁寧に世界観を作りながら、側島製罐の温かさも読んだ人に伝わるようなカタログを目指して制作していきます!
ヒアリングで出た内容を元にカタログの構成と製品のイメージ写真なども考えていきます。構図や使用する小物の選定も初めての経験でしたが、とにかく色んなカタログや街中のお菓子屋さんやSNSをチェックして材料集めをして、Canday缶シリーズごとのテーマを設定しそれぞれ違う雰囲気を演出できるようにラフを考えていきました。
実際にスケッチしてみた写真のイメージがこちらです。
本当に大丈夫か?という感じですよね(笑)
撮影に挑戦!
小物の準備や撮影機材も整ったところでいよいよ撮影に入ります!もちろん撮影もプロレベルには到底及ばなかったのでカメラマンさんに基礎操作を教えていただいたり、本を読んだりして勉強しました。
得た知識をそのままカタログ撮影にフル活用していきます!
あとは2階の小部屋に籠ってひたすら撮影です!
撮影中は、他のスタッフさんに手タレとして出演してもらったり、お菓子を持ってきてもらったり、ものすごいクオリティのお菓子を撮影のために作ってきてもらいました!(お菓子を作ってきてくれたのは、前回インタビューを受けてくれた伊藤さんです!)
たまにおじいちゃんスタッフやパートさんたちも撮影しているところに顔を出しに来てくれて、応援してくれたりしました(笑)
そしてついに企画から撮影制作まで1.5ヶ月くらいかかりましたが、側島製罐のたくさんの人たちに助けていただいてようやく完成させることができました!
完成したカタログがこちら!
てんやわんやでしたがなんとか形にできてよかったです!
カタログを見た側島のスタッフたちは「これがうちのカタログ!?」「2階の小部屋で撮影してたと思えない(笑)」「かわいい!」とたくさんの嬉しい感想を言ってくれました(*^^*)ひとまず一安心です!
直近に開催された展示会でも新カタログを頒布させていただき、大変ありがたいことに会場の方々にもご好評でございました。お客様に缶のことをもっと分かりやすく魅力的に!というのもカタログの刷新の目的の一つですが、社内のスタッフの誇りとなるようなものを作っていくことも側島製罐のデザイナーとしての大切なお仕事だと思っています!
手探りではありましたが今後の制作の幅を広げるとても良い経験でした!そして、側島製罐みんなで作りあげた渾身の1冊となりました(*^^*)
缶を導入してみたいと思っていただいているお客様に末永くお届けできればいいなと思います!
最後に…。
※最後に少し宣伝させてください!
初めてでも、最適解が分からなくても、営業さんのお客様への想いに突き動かされ、たくさんの人が最終的にカタログ制作に携わってくれました。想いが起点となって新しいものを創っていくことって本当に素晴らしいことだと感じましたし、木原は社内外問わずお悩みや想いを解決するお手伝いをさせていただきたいと心から想ったのです。
というわけで、この度側島製罐ではお客様のデザイン依頼の窓口を開設することにいたしました!!
お菓子や海苔・おせんべいなど…缶に入れられるお馴染みの商品から文房具などの雑貨まで。そんなお客様の大切な商品を彩るパッケージやショップカード、リーフレットやチラシなどなど…。
新しくお店を始める
今までどこに依頼すればいいのか分からなかった
パッケージだけではなく一貫して企画撮影デザインしてくれるところを探したい
などなどデザインに関するお悩みのお客様はぜひご相談いただければと思います(*^^*)
側島製罐お問い合わせフォームもしくはX(旧Twitter)、InstagramのDMでも受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ!
まだまだ寒い日が続きますが、どうかお身体を大切にみなさまお過ごしくださいね!
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